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横浜「喫煙可」のホテルバー 県が指導を通知(産経新聞)

 館内のバーのひとつを喫煙ができるようにしている横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(横浜市)に対し、神奈川県が近く、禁煙にするよう指導するとホテルに通知していることが2日わかった。神奈川県は、他人のたばこの煙を吸い込む健康被害を防止するため、県内の公共的な施設を原則禁煙とする全国初の受動喫煙防止条例を制定し、1日から施行している。

 このバーはホテルに3階にあるメインバー「ベイ・ウエスト」。ホテル内は原則禁煙で、喫煙者のためには専用の施設を設置するなどの対応をしているが、このバーはふだんから6割が喫煙客であることから、条例施行後も喫煙可能とした。

 県の条例では、病院や学校などの施設は全面禁煙が義務づけられている。飲食店、旅館などは小規模店や風営法対象店をのぞき、禁煙か、禁煙エリアに煙が流れ出ないような設備を整える完全分煙かの選択を義務づけられている。違反した場合には、喫煙者本人なら2万円以下、施設管理者なら5万円以下の過料が適用されるが、飲食店、旅館などについての過料は適用が1年先の来年4月からとなる。このためバーやバーで喫煙した個人についても、ただちに過料適用とはならない。

 このバーも来年4月には禁煙にする方針で、「それまでの間、来店客には条例の趣旨の周知を進め、来年以降、店内が禁煙になることについての理解も促す」といい、県に対しても店としての方針を説明するとみられる。

 県は今月中旬以降、県内の商店街を中心に見回りを実施して状況把握につとめる。違反事例には改善を促していくという。また巡回とは別の場面で違反事例を把握した場合などは、その場で指導をしていくという。

 神奈川県によると、すでに過料適用の対象となる学校や病院などの公共施設については「これまでのところ違反事例は把握していない」という。

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